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広島大学ダイバーシティ研究センター

セミナー・イベント

2022年度

【イベント】「多文化理解セミナー ─外国人技能実習制度を考える」の公開学習セミナー開催

広島大学ダイバーシティ研究センター主催セミナー「多文化理解セミナー ─外国人技能実習制度を考える」
2023年3 月 15 日(水)14:30〜17:20@広島大学東広島キャンパス 学生プラザ4F 多目的室

広島大学ダイバーシティ研究センター主催セミナー「多文化理解セミナー ─外国人技能実習制度を考える」の公開学習セミナーを開催しました。

概要:広島県は県内で働く外国人労働者に占める技能実習生の割合が非常に多い県です。本セミナーでは、監理団体(広島県外国人技能実習生連絡協議会代表)・研究者・大学院生を招き、広島県の外国人技能実習生や実習制度について、多角的な視点から考えていきます。学生の皆さん、市民の皆さんも外国人労働者問題を一緒に考えてみませんか?
対象:広島大学の学部生・大学院生、教職員・一般市民の皆様(高校生以上)

チラシはこちらをご覧ください。 

多文化共生と平和構築についてのワークショップに協力

対話型・平和構築ワークショップ――多文化共生社会の実現のために
2023年1月22日(日)14:00~18:00@Zoom

主催:次世代ユネスコ国内員会
後援:東広島市、広島大学
協力:広島大学ダイバーシティ研究センター
デラコルダ川島ティンカ(広島大学・講師・協力教員)がコメンテータを務めました。
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2020年度

多文化共生についてのセミナー主催

多文化共生国際セミナー:異文化間対人スキル構築
2020年9月28日(月)9:30〜12:00@オンライン

主催は当センター
共催は教育開発国際協力研究センター、広島大学インキュベーション拠点「ダイバーシティ&インクルージョン科学の構築と実践のための研究拠点」

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Gerald LeTendre(ペンシルバニア州立大学・教育政策部長・教授)
「オンライン環境下における異文化間コミュニケーション能力形成」

概要:近年、学校や大学はどこも学生の多様性を尊重してきており、学生・教員ともに異文化間コミュニケーションスキルが必須となってきている。長年、ビジネスや国際関係では異文化間コミュニケーションの能力(ICC)は重要視されてきたが、それは教育の分野においても多様な学習者に対応する教員に必要な資質である。本講義では、異文化間コミュニケ―ションスキルがどのように形成されるのかについて、基本的な理論をいくつか検証する。外国人留学生との異文化間コミュニケーション対策について、大学レベルの論文を示しながら触れる。そして、異文化間 コミュニケーション理論や技術がオンラインの環境でどのように修正されてきたのかを議論する。最後に、オンライン教職教育プログラムのなかでの異文化間コンピテンシーの育成や、オンライン教育ならではの、より平等に教育が万人に行き届く可能性といった近年の研究について論じる。

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杉村美紀(上智大学・グローバル化担当副学長・教授)
「教育における言語の役割」

概要:教授言語と言語教育の役割とは何だろうか?多様化する社会では言語に二つの役割があると先行研究では述べられている。一つ目の役割は、政府はしばしば公教育における使用言語として公用語を設定することで国家統一政策を形成してきたということである。二つ目の役割としては、人々は皆、自己の文化的アイデンティティと文化的背景の象徴として、母語を残していこうとするということである。これらの要素に加え、言語は人々の政治的・経済的・社会的な必要性に応じ、選択されてきた。 人は、よりよい学びや仕事、暮らしの機会を得ようとする。特に、現代の移民時代においては、変容する言語の役割は、人々の教育的ニーズに応じるためには、多文化教育のなかのあらたな機能として考えられるべきである。 本発表では、マレーシアと日本に住む中国人に対する教育に着目し、言語の3つの役割の比較可能な関係性を明らかにする。

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